2015年度日本芝草学会秋季大会(沖縄) グラウンドカバープランツ緑化部会(第15回)部会要旨

2015年度日本芝草学会秋季大会(沖縄) グラウンドカバープランツ緑化部会 部会要旨

「沖縄県のグラウンドカバープランツ植栽の課題と展望について」
グラウンドカバープランツ緑化部会幹事会

Recent Studies and Problem of the Planting by Ground Cover Plants for Okinawa
The committee on the sectional meeting of  " Ground Cover Plants "

1.研究集会の開催にあたって
日本芝草学会グラウンドカバープランツ緑化部会は、本学会の4つ目の部会として2007年度から発足しました。
本学会においても設立当初から「地被植物(グラウンドカバープランツ)」が「芝草」とともに対象分野として重要視されていたものの、これまで研究発表や情報交換などの活発な展開がありませんでした。
一方、隣接の学会においてもグラウンドカバープランツを一つのカテゴリーとして活動を進めている例は殆どありません。
昨今の活発な都市再生事業に伴って創出された緑地や特殊緑化空間の大部分の緑化を担っているのがグラウンドカバープランツであるといっても過言ではありません。
沿道、のり面、畦畔、あるいは観光地の緑化など、至るところでグラウンドカバープランツが活躍しています。
さらに緑化目的が修景やレクリェーション空間の創出のみならず暑熱環境の緩和や水質・土壌浄化など環境改善装置としての機能が求められるなど、その緑化への期待は益々高まっているといえます。
こうした背景を受け、先学の知見を継承しつつも、現在そして将来の環境整備のニーズに対応していけるようグラウンドカバープランツをとりまく利活用とその効果、そのための生産、施工や維持管理に関わる議論を重ねていくプラットホームとして、本学会グラウンドカバープランツ緑化部会を大いにご活用頂き、またご支援ご協力をお願いしたいと存じます。

なお本部会では、これまでに以下の研究集会を開催してきました。

(第1回)「拡大するグラウンドカバープランツの緑化用途」
(第2回)「薄層基盤緑化をめぐる課題と展望」
(第3回)「屋上緑化とホスピタリティ」
(第4回)「グラウンドカバープランツ生産の工夫と今後の課題/長尺植物」
(第5回)「グラウンドカバープランツ生産の工夫と今後の課題(その2)
/修景バラによる新たな環境緑化の展開」
(第6回)「グラウンドカバープランツ生産の工夫と今後の課題(その3)/宿根草を使いこなす」
(第7回)「グラウンドカバープランツ生産の工夫と今後の課題(その4)」
/グラウンドカバープランツの生産量推移から見た環境緑化の現状と課題」
(第8回)「セダムを効果的に活用するために」
(第9回)「グラウンドカバープランツ生産の工夫と今後の課題(その5)」
/「九州の緑化樹木生産の現況と今後の課題」
(第10回)「ゴルフ場の魅力アップとグラウンドカバープランツの活用」
(第11回)「園芸活動実践におけるグラウンドカバープランツの活用とその効果」
(第12回)「官民共同で取組む福島県松川浦周辺の海岸防災林再生」
(第13回)「心の復興/メンタルヘルスと緑素材・緑地利用について考える」
(第14回)「都市の魅力アップと香りの植栽デザイン」

今回、第15回研究集会は、「沖縄県のグラウンドカバープランツ植栽の課題と展望について」というテーマで研究集会を開催いたします。

2. 第15回研究集会の実施内容
テーマ
「沖縄県のグラウンドカバープランツ植栽の課題と展望について」
南国沖縄には、形態・色彩・模様ともに特異的なトロピカルプランツが植栽されている。
従前の公園緑地、街路空間の植え込みのみならず、モノレールの開通から十余年となり新たな都市緑化空間を創出するべく中高木的植栽、生垣風植栽、グラウンドカバープランツなどが多用されている。こうした沖縄県特有の植物材料の生産、植栽デザイン、都市計画上の今後の可能性と展望、課題について議論したい。

第1部
「沖縄県の緑化用植物の植栽設計について」
喜屋武 忍 氏(トリピカル・グリーン設計)

第2部
「沖縄の都市緑化に活用される地被植物等について」
宮里政智 氏(一般財団法人 沖縄美ら島財団総合研究センター 副参事)

日 時
2015年11月21日(土)11:00~12:20

場 所
沖縄県 市町村自治会館

連絡先
日本芝草学会グラウンドカバープランツ緑化部会
部会長 飯島健太郎(桐蔭横浜大学医用工学部)
電話045-974-5078
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