日本芝草学会2016年度春季大会(千葉大)グラウンドカバープランツ緑化部会 第16回研究集会部会要旨

日本芝草学会2016年度春季大会 グラウンドカバープランツ緑化部会 第16回研究集会部会要旨

テーマ:
「実践! 挑戦! 薄層緑化」
都市部を中心に様々な形態・規模の建築緑化・人工面の緑化が展開しています。
屋上緑化をはじめとして壁面緑化、コンテナ緑化、あるいは軌道緑化など以前は考えられなかったような空間に当り前のように緑化が行われています。
しかしその実現の背景には、長期にわたる現地現物実験の努力が重ねられていることが少なくありません。
そして今なお新たな緑化手法の導入に向けて様々な提案や実践が試みられています。
今回の研究集会では、屋上芝生緑化をめぐる長期間の実験事例、そして軌道緑化を事例とした新たな薄層緑化の取り組みについて講話を頂き、薄層緑化のさらなる可能性を見いだすべく議論します。

第1部
「“何とか手抜きしたい!!屋上芝生緑化”/薄層屋上緑化の長期間維持実践」
田島常雄(田島ルーフィング株式会社会長)
都市環境を改善する技術として脚光を浴び、建築デザイナーも注目した屋上緑化は現在どう扱われているのか?
業界情報では採り入れる建築プランが伸び悩んでいます。
緑化後のメンテナンスが大変である上に傷みも激しいことが嫌われる原因だそうです。
そこで自宅の屋根で“手間の係らない緑化”について20年にわたって試行を重ねました。

第2部
「軌道緑化の新たな挑戦! 超微多孔スポンジ状セラミックス基盤を使った新提案」
玉井禎人(株式会社トーケン 環境事業部長)
全国で軌道緑化が行われていますが、芝緑化が主流となっています。
良好な維持管理のもと街の景観として認知されています。
今回、都電荒川線、富山ライトレールでは、国内ではあまり実例のないセダム緑化を採用しました。
芝緑化とは違った、景観、色彩による変化、保水セラミックス基盤による周辺環境改善、省力化が期待されています。
また、今後の展開として、植物の多品種対応、周辺環境への対応に取り組んでいます。

日 時:
2016年5月28日(土)9:30~11:30

場 所:
千葉大学(西千葉キャンパス・総合校舎4号館 G4-23講義室)

連絡先:
日本芝草学会グラウンドカバープランツ緑化部会
部会長 飯島健太郎(東京都市大学・総合研究所)
電話045-910-2944
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